現実でも使える”影先見え”の概念

こんにちは。ジュニアです。

最近寒くて指が冷たくなってAIMが悪くなる季節がやってまいりました。
ニイガタでは古くから「指が冷たくなるのはマウスが冷たくて熱が奪われるから」と言い伝えられています。

ある日の私は、ふと思いつきました。

じゃあマウスをストーブで温めればいいんじゃねーの?

まさに天才的発想でした。そのときはまだ。

そして次の日の私のツイートがこれです。

ストーブでマウス温めたらクリック押せなくなった

この伝説の物語が誰かの役に立てば幸いです。安らかに眠れ、Kana v2。

影の基本を知ろう

光あるところに影あり。影あるところに光あり。

当然CSGOにも影はあり、人は必ず地面に影を落とします。これを専門用語でドロップシャドウと呼びます。この影の描画距離は、グラフィック設定によって変わります。
詳しくは前回の記事の最後の「グローバルシャドウクオリティ」をチェックチェックゥ♪

さて、このドロップシャドウは非常にやっかいな存在で、これを知っていなければ「影先見え」という地獄に陥ります。
例えばこのシーンは典型的な影先見えになります。

この影先見えの対策方法は3つあります。

  1. 絶対に走って出ること
  2. マップ知識で補う方法
  3. 諦める方法
今回は2番のマップ知識としてmirageとcacheを紹介します。

影を隠す方法

CSGOの世界と現実世界では、建物の影に自分の影を重ねれば、影を隠すことが出来ます。
大事なことなので二度言いますが、現実世界でも隠せます。これが後に実際の戦場で役立つ日が来るでしょう。

この基本知識を踏まえた上で、実際の影に気をつけなければならないポジションをいくつか紹介します。

mirageの影先見えポイント

まずはショートです。
壁に近い側では影先見えになりますので、後ろの建物の影から出ましょう。

 

 

 

 

次にAランプ。
後ろの壁に張り付いたまま出るとこのように後ろの壁に影が映ってしまい圧倒的不利です。
少し前に出て影を重ねましょう。

 

 

 

 

CTベースからAサイトを覗くときは、あまり壁に近すぎると影が見られてしまいます。
階段を一段下がった位置から覗いて影を隠しましょう。

 

 

 

その他にもこういう細かいポジションでも影は重要になってきます。
特に1on1などでこういうポジションを利用すると「コイツ・・・出来るッ・・・!」ってなりますのでオススメですね。

 

 

 

 

Cacheの影先見えポイント

Cacheでは影がCTベース側に垂直に伸びています。
例えばセンターなんてこんな感じ。圧倒的にT不利です。一体どんな調整してんだValve。

XBOXではこんな影の見え方が起こります。
しかし注意してください。ここは後ろの壁に張り付くとあなたの影も見られてしまします。
影を見るとき、影もまたあなたを見ています。深いですねこれは。

 

 

 

 

NBKと呼ばれるこの扉横も明らかにバグった強さをしています。
ここは絶対にモトロフで燃やしておきたいですね。

また、高低差がある場所はこういう影が見える時もあるかもしれません。
かなりレアなシチュエーションですが稀によくあります。

Bサイト側は屋内なので、影先見えはありません。
ぶっちゃけ全部コレでいい気がするというか、影先見えとかいう概念、邪魔だと思うのは僕だけでしょうか?
あ、この発言はValveに消されるか・・・

最後に簡単な検証方法

通常は自分で自分のドロップシャドウを見ることは出来ませんが、あるコマンドを使えば確かめることが出来ます。

sv_cheats 1 //チートコマンドを許可
thirdperson //三人称視点にする
firstperson //一人称視点にする

これです。

thirdpersonを使えば、このように三人称視点になりますので自由に検証できます。
今日はmirageとcacheだけでしたのでね、皆さん各自でいろんなマップに羽ばたいてください!(投げやり

今日はここまでにしておきます。

それでは皆さん、さようならー。

投稿者プロフィール

JUNiOR
JUNiOR
・CS1.6世界大会出場
・CS:S世界大会出場
・CSGOアジア大会出場
日本で唯一CS1.6とCS:Sの両タイトルで世界大会出場したことのある伝説の男。
人々からは「あいつは連続キルが得意だ」と恐れられている。
好きな米はコシヒカリで、好きな豆はピスタチオ。
好きな寿司のネタは秘密。